C型肝炎であっても、全ての人にインターフェロンが使われるわけではありません。
よく毛染めやパーマをかける時に、パッチテストというのをしますが、インターフェロンにおいても同様のテストを行います。
その際、皮膚が赤く腫れると、過敏反応ありということで、インターフェロンの治療を受けることができません。
また、過敏反応は出なくても、今までにインターフェロンの治療を行ってひどい副作用にみまわれた方も、受けることができません。
しかし、回復することができるくらいの軽いアレルギー反応であれば、間隔をあけたり薬の量を減らすなどして、インターフェロンの治療を受けることが出来ます。
さらには、C型肝炎を患っている上に自己免疫性肝炎を発症している方もインターフェロンの治療は行われません。
自己免疫性肝炎とは、40代以上の女性に多く、原因不明の慢性肝炎です。
この病気の方がインターフェロン治療をすると、肝臓の障害がひどくなると言われています。
肝臓病には漢方薬が効くというのを聞いたことはありませんか?
全身がだるくて食欲がない時などに用いられるもので、特に有名なのが『小紫胡東』というのが有名です。
飲んでいる方もいらっしゃることでしょう。
もしも、インターフェロンによるC型肝炎の治療を考えていらっしゃるのならば、すぐに飲むのを中止してください。
なぜなら、『小紫胡東』とインターフェロンが重なると、間質性肺炎をひきおこすことがあるからです。
また、肝硬変を患っていて血小板が少ない方が『小紫胡東』を飲んでも、間質性肺炎になると言われています。
思い当たる方は飲まないようにしましょう。
C型肝炎に使われるインターフェロンの治療は、数回の投与で治る人もいれば、長期にわたって50回、70回と投与しなくてはいけない人もいるほどです。
副作用のことなども考慮して、少量のインターフェロンを長期にわたって投与する治療もあるそうです。
インターフェロンは一回の治療が高額なため、途中で治療を断念する方もたくさんいらっしゃいます。
現在、政府はインターフェロンの助成金について検討しています。
ニュースによると、所得に応じて月額1万から5万の負担にするという案もでているのだとか・・・
通常1年間で約70万円はかかるといいますから、この差は歴然でしょう。
嬉しいことに、東京都では、すでに平成19年10月から、C型肝炎インターフェロン治療医療費助成制度が開始されたのです。
助成の対象者は、各自治体に1年以上住所がある人で、自治体が指定している肝臓専門医療期間でインターフェロンの治療が必要と診断された方です。
気になる助成内容ですが、インターフェロン治療にかかる保険負担の医療費のうち、月額35400円を超えた治療費が助成されるということです。
入院のみならず、通院でも適用されているそうですから、おそらく治療を諦めていた多くの患者さんが治療を再開しているのではないでしょうか。
ただし、この助成は1年間が限定です。
インターフェロンは、1年で終わらない場合もありますから、その点はまだまだ難しいところですね。
しかし、まだまだ他の自治体では助成が開始されているところは無く、皆さん辛い思いをしていらっしゃいます。
早く政府の案が可決されて、多くのC型肝炎患者が安心して治療ができる日が来てほしいですね。