【キャリア】
C型肝炎について調べると、キャリア保持者という言葉をよく目にします。
キャリアとは、いったいどういうことなのでしょう?
肝炎ウイルスを持っている人のことを、キャリアといいます。
キャリアを持っていても、B型肝炎は、自然に治る方がたくさんいらっしゃいます。
自覚症状がないため、自分がキャリアであることを知らない人が、ほとんどでしょう。
このようなキャリアを無症候性キャリアといいます。
C型肝炎もまた、無症候性キャリアが多く、まだ発病していない人がたくさんいます。
怖いのは、いつ発病するかわからないという事でしょう。
また、C型肝炎は無症候性キャリアの人が慢性肝炎や肝硬変、肝臓がんになりやすいのだそうです。
今、なぜC型肝炎が注目されているのでしょう?
それは、肝臓がんで亡くなる死亡率が年々増加しているからです。
肝臓がんで亡くなる原因の約80パーセントがC型肝炎ウイルスによるものなのだそうです。
薬害によってC型肝炎ウイルスに感染した方や、注射の使いまわしによって感染した世代の方たちが、肝臓がんになったためとも言われています。
B型肝炎には、予防法が確立されており、ワクチンも開発されています。
しかし、C型肝炎にはまだ、ワクチンがありません。
ワクチンにより、感染を予防することが出来れば、C型肝炎患者はグンと減るはずです。
医療の進歩はめざましいものがあります。
一日も早く、ワクチンが開発されて私たちが安心して暮らせる社会になってほしいものです。
【肝臓手帳】
皆さんは、お薬手帳をお持ちですか?
医療機関にかかると、薬局で一人1冊、お薬手帳を作成してもらえると思います。
これには、飲んでいる薬の名前や摂取量などが記載されるものです。
また、妊婦さんは母子手帳をお持ちのことでしょう。
母子手帳は子供が成長していく上で、重要なものですね。
皆さんも自分の母子手帳を見たことがありますか?
自分の成長ぶりや親の愛情が分かる貴重な手帳ですね。
他にも、糖尿病の人には糖尿病手帳、C型肝炎の人には肝臓手帳というものがあるんですよ。
肝臓手帳には、肝臓病に関する知識が記載されており、検査結果が書きこめるようになっています。
定期的に検査を受けたら検査結果を書き込んでおきましょう。
検査の度に、結果を見比べることが出来て健康管理には最適ですね。
これらの手帳は、大事に保管しておくだけではいけません。
違う病気で他の診療科にかかる際には、必ず持参するようにしましょう。
医師によっては、C型肝炎にかかっているというと「血液検査をしましょう」と言うかもしれません。
しかし、専門医にかかっているのであれば、その結果を持参して見せればいいわけです。
定期的に行っているのであれば、わざわざ検査を受ける必要はないでしょう。
だからと言って、C型肝炎のことを話さないのはいけません。
薬の飲み合わせの問題もありますし、歯科などでは特に申告しておくことが必要です。
手帳は、常に保険証や診察券と一緒に保管しておきましょう。